読書記録 11/100

蹴りたい背中読んだときにも思ったけど、結局何が言いたかったのだろうと思う。それを求めるのが間違ってるのか。読み取れない自分がおろかなのか。なんとなくは分かるのだけれど、あと1歩しっくり来なくて歯がゆい。どっちかというと自分が入り込んで読むというより文章の持つ空気を楽しむタイプの人かなぁ自分にとっては。あとがきにあった「完璧!」は、私もそう思う。言葉選びは絶妙で凄く読みやすい。
 

冷静と情熱のあいだ Rosso(ロッソ)

冷静と情熱のあいだ Rosso(ロッソ)

江國さんに嵌ったきっかけの本で、生まれてから多分一番繰り返し読んでる本。今回も定期読み。


特権的情人美食 村上龍料理&官能小説集

特権的情人美食 村上龍料理&官能小説集

昔確か緒方さんが限りなく透明に近いブルーを読んでたと言ってたので読んで、有名な人で有名な作品なのに自分にしてみればどう捉えて良いのかわからなかったとき以来の村上さんの本。何故手に取ったかと聞かれれば姫が好きな作家に上げてたから。2作品目を読んで今回分かったのは、この人は自分にとっては文章から何かを悟ったりまたは登場人物に同調して一喜一憂するものでもなく、文章全体を通した空気を楽しむ人なんだなというところまではわかったんだけど、どう楽しめば良いのかは相変わらず分からない。



ここ数日で何冊か読んでみて、自分は起承転結がはっきりしてる本が好きだということが分かった。